![]() | 原田隆史の熱い言葉64 カリスマ指導者「8×8」の成功クレド (2010/03/12) 原田 隆史 商品詳細を見る |
それが好きか。
動物のぬいぐるみが。
ママもパパも大好き。
そのパジャマも。
何でも大好きだろ?
でも知ってるか。
年を取ると好きだったものも、それほど特別じゃなくなる。
このオモチャも。
ただのブリキとぬいぐるみだと気づく。
そして大好きだったものを忘れていく。
パパの年になると残るのは1つか2つ。
パパは1つだけだ。
(ハート・ロッカーより)
2010年を無事に過ごすことができたので、
今こうして2011年を迎えることができました。
今年は昨年以上に、
人と人とのつながりを大切にしていきたいと思っています。
今年はこの本を元日に読みました、
先日Jay先生(早川幸治先生)にお会いしたときに、
是非読んでくださいと勧めていただいた本です。
「原田隆史の熱い言葉64 カリスマ指導者「8×8」の成功クレド」
読後は人気もまばらな町田のマックで夕方から初勉強。
以前よく通っていた駅横のマックは無くなっていました。
近くにもう一つ店舗があって良かったです。
そのマックは24時間営業なのですが、
以前僕がTOEIC800点台だった頃のことを、
「スーパー模試」を、
苦戦しつつ夜中にそこで解いていた頃のことを思い出しました。
我ながら、よく今も飽きずにこうしてTOEICの模試を解いているなあ、
などと感心してしまいます。
あの頃憧れていた将来の自分よりも、
今の自分にある現実に満足しています。
ここまで続けてきたことに対する恩恵に感謝しています。
続けることの大切さ、
それを一人でも多くの人に伝えたい。
僕が示すことができるのは、
TOEICの勉強をがんばっている、
という事実だけです。
同じ社会人の人はもちろん、
学生の人にも、
別にTOEICでも英検でも、他の資格でも何でも良いのですが、
好きなものを見つけて徹底的に打ち込めば、
特例という言い訳を作ることなく、
毎日決して休まずに続けることさえできるのならば、
必ずそれは報われる、ということ。
結果は絶対に嘘をつかないということを、
これからも伝えていくことができれば良いな、
と思っています。
“今日は正月だから”
“今日は疲れたから”
“今日は熱を出したから”
このような特例を決して作ることなく、
今年も自分への言い訳を作らず、
継続すると決めたことを確実に続けていきます。
土日も祝日も、平日と同じように勉強する。
毎日必ず2~3時間の学習時間を捻出する。
昨年はこのスタンスで勉強を続けてきたのですが、
その結果、休みの日の時間をより有効に、
そして余裕を持って使えるな、
ということを実感しました。
限られた人生なのだから、
それをより濃く、
より密度の高いものにしようと思うことは、
きっと人として生まれたときから備わっている
本能なのだと思います。
大好きなものがたった1つでも良いから、
たった1つでも良いからありさえすれば、
誰でも意義ある人生を送ることができるはずです。
大好きなものがある人は、それをもっと好きになれるように。
大好きなものがない人は、今年それが見つかりますように。
大切な時間を割いてここに来てくださる方々、
心から感謝しています。
2011年、みなさんの人生が素晴らしく、
笑顔多きものとなりますように。
お互い日々がんばっていきましょう。
どうぞ宜しくお願い致します。
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以前から僕が影響を受けている杉村太郎氏。
杉村氏の、情報カードを使った語彙学習を継続中です。
冒頭の画像は、
『新TOEIC(R)テスト900点 新TOEFL(R)テスト100点への王道』
でも紹介されている情報カードです。
![]() | 新TOEIC(R)テスト900点 新TOEFL(R)テスト100点への王道 (2008/06/27) 杉村 太郎 商品詳細を見る |
表には覚えたい単語と発音記号、そして覚えるべきコロケーションを3つだけ書くといった、非常にシンプルなものです(裏は訳のみです)。
*安河内哲也先生『できる人の英語勉強法』を参照
最初は100枚このカードを作成し、暗記パースに入れて出勤します、そして5日間かけて帰宅時の電車の中(約20分:通勤時間は片道約60分、乗り換え1回。行きは問題集→(乗り換え)→読書などランダム、帰りは問題集→(乗り換え)→語彙をやるのを基本にしています)で3~5周、単語を見て瞬間的に裏にある意味を言えるようになるまで繰り返します。
1周目は両面を交互に見つつ、発音にも留意しながらの刷り込み確認作業。
2周目は、すぐに意味を言えない単語だけに時間をかけて、丁寧にコロケーションを脳内・ボリューム最大で音読しながら覚えます(瞬間的に意味が言えるものは1秒で処理)。
3周目、そして4周目になると、100枚を一気にまわすことができるようになります。
その日の夜に、20枚新しいカードを作成し、1~20枚目のカードを入れ替えます。
翌日は21~120枚目のカードを同様に帰宅時の電車内で覚え・テストします。
このスタイルで継続していくと、新しく仕入れた20個の単語を5日間連続で毎日テストすることになるので、さすがに5日目には瞬間的に意味を言えるようになります。
土日は休みなので、5日間続けて暗記パースを卒業した単語の再テストなどを行います。
週に100個という、とてものんびりしたペースではありますが、時間を“帰りの電車内だけ”と限定して行っているので、自分には丁度良いペースです。
今回、語彙に関してのことを取り上げたのは、最近の学習仲間のブログの記事の中に印象深いものがいくつかあったからです。
先日masamasaさんのラジオでご一緒させていただいたOJiM監督の記事。
いつも良くしてくださるk2さんのこの記事。
ちなみに語彙学習に関しては、土佐犬さんという抜きん出た仲間がいます。
みんなが楽しそうにがんばっている姿を拝見することができているおかげで、僕もほんのわずかな時間ではありますが、少しずつ新しい単語・表現を覚えようと継続しています。
Let's enjoy the process!
そして、今回もう一つ。
こちらもアツく、真摯な姿勢で絶え間なく走り続けている、学習仲間のmidnighthiddyさんの記事を、ご本人の了承を得たうえで再構成(元は三部作です)したものを掲載します。
とても印象深く、そして一人でも多くの学習仲間に伝えたい・・・特に、
今の自分の人生に納得のいかない人
自信のない人
夢を持てない人
に読んでいただきたいお話です。
快く、二つ返事で記事の掲載を受け入れてくださったmidnighthiddyさんに、心から御礼申し上げます、本当に感謝しています。
(引用ここから)
その1『化けた人』
大学時代、結構仲の良い友達がいたんです。
「付属校から上がってきたから全然勉強してねえんだ」みたいなノリで、生意気そうでケンカっぱやくて。
でも結構馬があったせいか、良く一緒にいました。
僕は一人暮らしだったので、毎晩のようにうちに来て酒&タバコをあびながらくだらない話をしていましたね。
当時の彼の口癖は「どっかに良い女いねーかなー」と「良いバイトねえかな」。
エピソードがあって、彼「俺さー、夏休みにさー、バイクで金沢にツーリングに行って来ようと思ってさ。金沢最高じゃん!・・・・金沢って沖縄だっけ?」
人のこと言えませんけど、当時の僕が持っていた彼のイメージは「小学校レベルの漢字も書けない」「一般常識はゼロ」 でした。
ちょうどその頃僕は「陸上やってみようかな」と思って、ちょっとずつ練習を開始した矢先だったので、酒、タバコ、徹夜ゲームなどの悪習慣を断ち切りたいと思って、彼とも次第に疎遠になっていきました。
ひどい言い方をすると、その時の僕は彼と縁を切りたかったのかもしれません。
先日、ふと彼のことを思い出して、「あいつ、元気かなぁ」なんて懐かしさを感じたんです。
もちろん連絡先とかも既に全く分かりませんし、今更という感じもしますし、わざわざ調べるには至らないので、そのまままた記憶から遠ざかっていったのですが、最近またふと思い出したので、悪趣味とは思いながらもネットで名前を検索してみたんです。
「あいつ何か悪さでもして捕まってんじゃねえだろうなぁ」なんて思いながら・・・
まあ、そういう時はたいてい「○○に一致する情報は見つかりませんでした。」と表示されて終わりなんですけど。
どこかでそんなことを感じながら検索をクリックしてみてビックリしました。
彼の名前が6万越えでヒットしたんです。
同姓同名はありえないような珍しい名前&漢字だったので、それが彼だとすぐに分かりましたが、現在の彼を知り更に愕然としました。
彼は数年前に司法試験に合格し、現在は都内一等地に法律事務所を構え、会社経営の傍ら、某有名学校の専属講師も勤めています。
セミナーなどでも引っ張りだこのようです。
業界ではかなりの有名な先生でした。
最初は「え、嘘でしょ だって、、、あいつがどうして なんで なんで あいつ人前で話なんてできるの 」という心境でした。
しかも驚くことに、彼は大学卒業後にサラリーマン生活を送りながら司法試験に合格したようなのです。
嬉しい気持ちはもちろんありますが、と同時に、人間ってここまで変われるのだろうか、どうやってあいつがそこまで変わったのだろうかという何か夢でも見ているような気持ちになりました。
ホント冗談抜きで勉強なんて全く縁のない奴だったので・・・
合格る落ちる以前に、どうして司法を始めたのかという所からの疑問がある程です。
あれから数日間、薄れた記憶の中で彼のことをずっと考えてみました。
勉強を始める時、周囲から反対されなかっただろうかとか、どうして法律を目指したのだろうとか。
おそらく、彼は、言葉にできないほどの凄まじい努力をしてあれだけのことを成し遂げたのでしょう。
雑誌の記事やホームページの中の彼の言葉を見ると、およそあの頃の彼からは予想もできないような高いレベルのことが書かれていました。
陸上競技の世界で、普通の名もない選手が突然大記録を出してトップクラスに躍り出ることを「化ける」と言います。
紛れもなく彼は化けました。
ホント素晴らしいことです、人が激変するというのは。
人というのは誰でも変われる可能性を秘めているんだなと心から感じさせられました。
彼の活躍を心から祈ります。
自分も負けずに頑張ろう、もっと変わりたい、変わっていきたい、化けたいと強く思いました
その2『あいつ』
以前「化けた人 」で書きました昔の友人のセミナーを受けに日帰りで東京に行って来ました。
彼のことをA先生とします。
講演会場受付で「あの、A先生の講演の場所はどこでしょうか」と聞く自分に物凄い違和感を感じました。
彼に「先生」を付ける違和感と、会場に来てもなお「ホントのホントにあの“あいつ”が!?あのあいつが今これだけの活躍を!?」と半信半疑でした。
講演が始まり、彼がスタッフに紹介されて後ろの方からコツコツと歩いて来た時、壇上に上がるまで彼を見ることができなかったです。
ものすごくドキドキしました。
彼が壇上に上がった時、初めて顔を上げたら、やっぱり“あいつ”でした。
話し始めると、声や喋り方で確信。確実にあいつだ。
毎日僕のアパートに入り浸り、夢も目標も持たず、ただ酒を飲みタバコを吸ってボーッと過ごしていた、あのあいつだ。
金髪で革ジャン着て、タバコ加えて「かったりーなー」が口癖だったあいつが、スーツを着てネクタイもしてる。。。
テレアポのバイトを1日でクビになったあいつが、敬語さえ使うことができなかったあいつがこれだけ流暢に緩急入れて喋ってる。
あのあいつが・・・。
一緒につるんでいた頃のあいつと、今のあいつとのギャップに目が回っていました。
講演の内容は、思わず引き込まれました。
しかしそれにしてもこのオーラと風格はどうだ。
僕が持っていたあいつのイメージが秒単位で高速に今のイメージに上書きされてゆくのが分かりました。
政治経済知識ゼロだったあいつが、僕にもさっぱり分からない難しいことを話してる。
ホント震えました。震えて聞いてました。
あっと言う間に講演が終わりました。
終了後、スタッフ4人が入ってきて「質問など受け付けます」と言われたので、勇気を出して「A先生と直接話がしたいんですけど」と言ったら快くあいつの所まで連れて行ってくれました。
その時、あいつと僕が対面したのはまさに16年ぶりです。
スタッフは「A先生、先生とお話したい方がいらっしゃるのですが」
あいつは「さあどうぞ」とニッコリと椅子を出してくれました。
僕は椅子に座り、「あのぉ。。A先生に質問があるんすけどー」とぶっきらぼうに言ってみました。
あいつは丁寧な口調で「はい、何でしょう」と答えた。
僕はすかさず「僕のこと覚えてますか?」と言ってみた。
あいつは「・・・・どこかで会ったことがあるような気がしますが・・・」みたいな感じでちょっと困っていました。
すかさず僕は「A先生、大学1年の時、よみうりランド前に入り浸っていませんでしたか?よみうりランド前のことを覚えていませんか?(※当時僕のアパートがよみうりランド前にありました)」と言ってみた。
その瞬間あいつは「ぁぁぁああああああーーーーーーーーーーーっっっっ 」と大声を上げました。
その瞬間、僕達は16年前に戻ることができました。
さっきまで大勢の前で講演していた先生が「おまえ、チョー久しぶりじゃん!!元気だった?」と、16年前のノリに戻っていました。
僕も一気に打ち解けて「お前スゲーじゃん!こんなんなっちゃって」みたいな感じで会話が弾みました。
後ろが詰まっていたのでわずか5分だけの会話でした。
「今何やってんの?地元に戻っちゃったの?」と聞かれたので、あれから陸上競技をやっていたことや、今は英語の勉強をしていることなどを話しました。
そしたらあいつが「俺もこの資格取ってからパイロットの資格取るためにアメリカに住んでたことあってさー、だから軽く英語は喋れるよ。」と言ってました。
勉強、凄く頑張ったんだろ?思ったより簡単に合格できたの?と聞いたところ、その勉強量は壮絶で、合格した最終年度は血尿血便が出るまで勉強したと笑いながら言ってました。
資格合格してからは人生が180度変わったとも言っていました。
彼の人生が180度変わっていることは対峙していれば分かりました。
あの頃のあいつを知っているから尚更分かります。
去り際に、あいつから携帯番号と携帯アドレスを添えた名刺を渡され「いつでも連絡してよ」と言われました。
会場を後にしてから、帰りの電車でメールを送ったら「ここ数年で一番驚く嬉しい出会いだったよ。今度は是非飲みながら話そうぜ」と返事が来ました。
16年ぶりに対面してみて、「人は変われる」という、ありきたりなこの言葉の意味を今日心で受け止めることができました。
人は変われる。僕はその現実を実際に見た。本でもテレビでもなく、事実を見た。
ただし、生半可なことでは変われないとも思う。
今の自分はそこまで追い込めているだろうか。
色々考えながら帰ってきました。
人は変われる。人は変われる。
変わりたい。変わろう。変わってゆこう。
劇的に化けてくれた“あいつ”に心から感謝します。
物凄く勇気やモチベーションをもらえました。ありがとう。
(その3)『16年ぶりの再会』
まず“あいつ ”とのいきさつに関しましては、過去記事をご参照下さい。
先週末の土曜日に“あいつ”と会ってきました。
『最高』でした。
4時間があっと言う間に経ってしまった程です。
前回、“あいつ”のセミナーの時に飲み会を約束してからこの日まで約3週間、本当に待ち遠しかったです。
正直なところ、まだ付き合う前の大好きな娘との初デート、というぐらいに待ち遠しかったです。
あいつに聞きたいこと、この16年間を埋め合わせるべく聞きたかったことを、紙にしたためたら73項目にもなってしまいました。
新宿紀伊国屋前で18:00待ち合わせでした。
飲み屋はそのすぐ近くの居酒屋を予約していました。
「よう!」とさっそうと現れたあいつには、やはり風格を感じました。
土曜日でしたが、仕事が入ったので直前まで仕事をしていたそうで、スーツ姿でした。
「ああ、そうだったんですか」と思わず敬語になってしまいそうだったのを何とかこらえ、「昔通りの接し方で良いんだ、良いんだ」と心の中で必死に思い、「へー、そうだったんだー」と上ずりながら軽く応えました。
「ほんじゃ、16年ぶりの再会を祝って乾杯 」と、ビールを飲み始めてからお互い打ち解けてきたというか、僕の方が少しずつ慣れてきました。
今では凄い立場になっていても、顔や声、話口調は昔のままなので、だんだん慣れてきました。
酔いも手伝ってくれて、僕は「あのさ、お前に聞きたいことが73項目あってさ、紙に書いて用意してきたんだけどさ」と言ってギッシリと書き込んだ用紙を見せたら「お前、そういうところは昔と全然変わってねえな」と笑われました。
あいつの良いところは、飾らないところなんです。
こちらがぶっちゃけで知りたかったことには全部ぶっちゃけで答えてくれました。
まず聞きたかったことは
「どういう経緯でその資格を始めるに至ったのか」です。
この質問に対してあいつが即答した答えは
「女にモテたかったから」 でした
“あいつ”は大学を卒業した後に、一般のサービス業に就職し、販売スタッフや営業をやっていたそうです。
じゃあ、そこでの仕事が不満で、資格をやるに至ったのかなと思い聞いてみると、そうではなく、「毎日が楽しかった」と言うのです。
同期達が皆仲が良くて、毎晩飲み歩いて色々話をできる仲間がいて楽しかったと言っていました。
「それって普通のサラリーマンの生活だよね?」
「まあそうだね」
とまあこんな感じです。
ちなみに“あいつ”の出身は文学部です。正直、一流大学にはあまりに程遠いです。
「法律に全く無知にも関わらず、開始する時に受かると思った?」という僕の質問に対しては、
「そこまで特に考えていなかった。専門学校に行ったら、「1年合格コースがあって、年収1千万円を稼げる資格というふれこみがあったので、「おーっ!1年で合格できて年収1千万円を稼げるような、こんなにおいしい資格があるんなら始めるしかないじゃん!」と思って始めた」 と言っていました。
おそらく、この時点では、まだ僕の知っている“あいつ”なんです。
「あの頃のあいつだったら考えそうな浅はかな考えだな」ってなところです。
ところが勉強を始めてしばらくして「何か違うぞ。何か変だぞ」と思い始めたそうです。
「法律ってこんなに難しいのか、この資格の範囲って一体どこまであるんだ 無限にあるじゃないか」
そう思ったそうです。
勉強を開始してまもなく「1年で合格できて1千万円。実績者多数」というふれこみも後々に誇大宣伝であることが分かったそうです。
実際に短期で合格している人というのは、一流大学の法学部卒で、バリバリの知識を持っていた人間であったりとか、かつてこの資格を目指して猛勉強した経験があるが、何らかの理由でしばらく遠のいていた後にまた復帰して1年で受かるケースであったりで、三流大学の文学部出の一般常識ゼロの自分には到底あてはまるものではないということを知ったそうです。
また、“あいつ”の周りで、毎日15時間血眼になって勉強していた多くの人達も、ひとたび受かってしまうと、合格体験記には「1日4時間程度で要領良く勉強した」「メリハリのある生活が大切」と書かれていたり、「1年で合格と謳っている講師でさえも、実は過去に長年の勉強経験があったりなどと、“あいつ”が外から見た“華やかなハッピー資格ライフ”と“厳しい現実”との壮絶なギャップを目の当たりにしたと言っていました。
いずれにしても「とんでもない世界に入ってしまった」と思ったそうですが、とりあえず仕事をしながら勉強は続けていたそうです。
先ほど、“あいつ”の資格開始の動機に「女にモテたかったから」と書きましたが、もう少しつっこんで聞いてみますと、当時結婚を約束していた(結婚したかった)女性がいたようです。
「合格した暁には結婚しようね」といった約束をしていたそうなのです。
「女にモテたかった」という“あいつ”の動機は一理真理でした。
その“モテたい女”、というのは、当時付き合っていた結婚したいと本気で想った彼女のことでした。
ここからは箇条書きします。
・当時の彼女とどうしても結婚したかった。
・一刻も早く合格して彼女と結婚しようと誓った。
・だから本気で勉強した。
・しかし今のままでは合格は到底不可能だと思った。
・仕事を辞めて勉強に専念した。
・“あいつ”の願い空しく、彼女に「もう待てないよ」と言われて去られてしまった。
・勉強を辞めようと思った。辞めても良いと思った。
・あと1年だけやろうと思った。
・彼女が結婚することを知った。
・彼女の結婚式の3日前に“あいつ”の合格発表があった。
・“あいつ”は合格した。
・とうとう受かったという気持ちと、結局間に合わなかったという気持ちが入り混じった気持ちだった。
「もし、合格した年に受かっていなかったらどうしていたか?」という僕の質問に対して、「絶対に辞めていた」と即答しました。
「それであきらめがついた?」と聞いたら
「それもまた人生じゃん」と言っていました。
「結果論かもしれないけど、当時はその彼女と結婚さえできれば別に受からなくても良いって思ってたからさ」とも言っていました。
“あいつ”の名誉のために付け加えておきますが、“あいつ”は現在法律家として、一人でも多くの人を助けるべく、強い使命感を持って日夜仕事をしています。
結婚もして、子供もいて、今では幸せな家庭を築いています。
ただ、“あいつ”を劇的に変えた起爆剤の一つには、そういう経緯があったということです。
また、“あいつ”は勉強をしている中で、様々な虚構や真実を見てきたそうです。
そういう中で、「合格」を武器に自分の合格体験をスマートで綺麗に彩ることで返って受験生を霧の中に惑わしてしまうのではなく、誇大宣伝でも抜粋でも自慢でもない、受験生にとって真に役に立つリアルな勉強法を受験生達に伝えていきたいと思い、現在講師業も営むようになった と言っていました。
“あいつ”の講義には定評がありますが、それは至極当然なことで、“あいつ”は、本当の本当にゼロから勉強をして合格した人間なのです。
そんな人間が「これから受かりたいと願う受験生」に対して真に伝えたいと思うものが、受験生達に伝わらないわけがないのです。
4時間の飲み会は、真面目な話だけでなく、もちろん馬鹿っ話もたくさんしたのですが、「お前、変わってないな~ 」と思える部分と、随所に輝きを帯びる部分とが、混在していました。
人って自分以外の「○○のため」になると大きなパワーを発揮できるのでしょうか・・・。
人って「これで本当に最後の最後」という土壇場になると、真の大きな力を発揮するのでしょうか・・・。
転機ってあるのでしょうか・・・。
人って、変われるのでしょうか・・・。
そんなところに、形の無い答えをもらえたような思いです。
最後、別れ際に“あいつ”が「楽しかったよ。ありがとう」と言ってペコッとおじぎをして去っていった瞬間が何気に印象的でした。
あいつ、変わってないけど、やっぱり変わったな。
これが僕の“あいつ”との16年ぶりの再会で抱いた印象です。
このブログを見てくださっている方々から、たくさんのコメントやメッセージを頂き大変感謝しています。
確かに“あいつ”は僕の周りでは劇的な変化を遂げた人間の一人です。
実際じっくり話してみて、改めて凄い奴だと体感しました。
しかし同時に、“あいつ”が変われるなら誰でも変われる。変わろうという意志があるなら変われる。変わりたいのなら変われる。実際に行動を起こせば変われる。
これまでの“あいつ”の記事を読まれて、「俺(私)も変わろう、変わってゆこう」と思ってくださった方がいてくださったらとても嬉しいです
(引用ここまで)
*引用元のmidnighthiddyさんのブログです
スプリンターからイングリッシュラーナーへ
その1『化けた人』
その2『あいつ』
その3『16年ぶりの再会』
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![]() | 英語で考える本 (1968/02) 松本 亨 商品詳細を見る |
昨年末にようやく手に入れることができたこの本。
新年の幕開けに相応しい1冊だと思い、2010年の英語学習の第一歩はこの本を読むことから始めました。
元日夕方の閑散とした小田原駅近くのマクドナルド。
読書にのめり込むには最高の環境でした。
読解の問題集や英文法の本、そしてCNNなど、日々当たり前にやっている全ての教材に初日から手をつけるつもりでいたのですが、あまりにもこの本が与えてくれたインパクトが強かったので、結局2010年の初勉強は、読書のみでそのほとんどが終わってしまったのでした。
英語を英語で考えるということ。
そこに日本語を介在させないということ。
かつての自分は、その意義というものを全くと言って良いほど認識していませんでした。
それどころか非常に懐疑的でさえありました。
一昨年の春、TOEIC970点、リスニング495点満点を獲れたとき。
その頃の僕は必死になってPART1~4の音声の全てを、まるで同時通訳をするかのように、全ての英文を脳内で和訳しながら問題を解くということをやっていました。
それが正しい方法であり、ベストであると信じていたからです。
PART1~2の音声は瞬間日本語作文、PART3~4は設問と選択肢を、いかに簡単な和訳に変換できるかということに注力していました。
選択肢の先読みなどはその最たるもので、選択肢を和訳したものを3つまとめてリテンションしていました。
そのやり方で、リスニングパートでは何回か満点をとることができました。
TOEICのリスニングで高得点を獲るためには、そのやり方で十分に通用したのです、いや、十分通用“してしまった”のです(TOEIC高得点の定義は様々だと思いますが、リスニングは450点以上、トータルスコアで900点以上とここでは定義したいと思います)。
TOEICで高得点(=900点以上)を取るためには、洋書はもちろんのこと、多量の英文、英字新聞を読む必要も全くなく、英語を書くことと話すことの、そのいずれも全く必要が無いという事実。
それを僕の経験がハッキリと示しています。
今はもう、リスニングの最中に日本語変換をすることは全くやらなくなりましたが、TOEICで900点以上取るためには、英語を日本語に置き換えて取り組むスタイルのTOEIC学習だけで十分だったのです(少なくとも僕にとってはですが)。
2008年、初めて900点を突破できたとき、目標を突破できたという大いなる喜びを得ることができました・・・あの時は本当に嬉しかったです、今でもハッキリと、スコアを目の当たりにしたあの瞬間を覚えています。
2009年、985点を取れたとき・・・今の学習スタイルでは限界なのかもしれない、TOEIC対策力だけではなく、英語力全般を底上げしなければ990点を、余裕を持って確実に獲れるようになるのは難しいのではないのかな、と感じ始めました。
最初は900点突破が目標でした、でも900点を獲ったとき、すぐに990点を獲ってみたくなりました。
そして、今。
まだ990点を獲っていないにもかかわらず、僕の英語学習の終着点は990点ではなくなりました。
990点を獲ると同時に、もっと自由自在に英語を使えるようになって、別の次元・別の世界も体験してみたい。
そんなぼんやりとした憧れの気持ちが、絶対にそうなりたいという信念へと変わった1年でした。
TOEICの問題を解くことはもちろんのこと、TOEICの試験を受けること自体が、僕は大好きなんです。
そしてその気持ちは、今も全く変わらずに、1mmも変わらずに持ち続けています。
TOEICの問題を解いている最中に出る、強烈な、まるでアドレナリンのようなもの・・・鳥肌が立つような、震えが沸き起こるような快感・・・TOEICをやってきて心の底から良かったと感じる瞬間・・・試験までの学習期間、試験直前、試験当日、試験の最中、試験後のTBR・・・そしてスコアの発表。
そこには、自分の努力が結果につながったという喜び、そして同じように目標に向かって努力を続けてきた学習仲間が結果を出せたことに対する共感・・・TOEIC学習をやってきたおかげで、この何とも言えない高揚感、陶酔感を何回も味わうことが出来ました、本当にありがたいことです。
TOEICを受験できる喜びをいつも噛み締めながら、そしていつも感謝の気持ちを持ちながら、これからも本番の試験に臨んでいきたいと思います。
2010年、なぜ”THINK IN ENGKISH”なのか。
およそ1年前、カプランの石渡誠先生のセミナーに参加したときに、
「今の自分の学習スタイルに変革をもたらさなければ、このままでは進歩が無い」
と、痛切に感じました。
それまでは、990点を獲ったことがないにもかかわらず、
「TOEICに関してだけは、誰にも負けない、負けたくない」
という心意気で学習を続けてきた自分でしたが、TOEIC以外への強烈な欲求がそこで初めて首をもたげたのです。
英語を耳に入ってきたものをそのまま変換せず理解し、流れるように英語を話し、書き、そして読むということ、それができるようになりたい。
心の底からそのような能力が欲しい・・・本能的な部分から、心の底からその力が欲しくなりました。
幸いTOEIC学習を続けてきたおかげで、リスニングやリーディングに関しては大分自信を持って臨めるようになりました。
後はアウトプットの部分です。
これは筋トレと同様、日々コツコツと意識して話し、書く訓練を積まなければ体得できない部分であると理解しています。
そしてそのときに、どういった意識でインプットとアウトプットをすれば良いのか。
基本的ないくつかの疑問点について、この本の中で松本亨先生は非常に易しく丁寧に、そして説得力を持って説明されています。
例えば、
英語を英語のままで理解しようとしたときに、分からない単語が出てきた場合にはどうすれば良いのか。
単語の意味を日本語に変換しないと、理解できた気がしない、そんなときはどうすれば良いのか。
僕は、自分が納得できないことをそのまま鵜呑みにして取り組むことができない人間です。
それでもこの本、そして現在石渡誠先生がご自身のブログで連載されていらっしゃる記事を拝読させていただいた結果、2010年、スッキリした気分で新たな気持ち・意気込みで英語学習に取り組んで行くことができそうです。
英語を英語のままで考え、インプットしアウトプットするということ。
それは何も日本語を100%、一切排除した学習をするということではなく、英語の学習をするときは、極力100%英語で貫くことを目差して学習する。
英文を読むときは訳さない
英語を聴くときは訳さずに内容をイメージする
毎日出来る限りたくさんの英文を読む
毎日出来る限りたくさんの英文を書く
使用する教材は、自分の興味のあるものならば何でも良いということにしました。
興味の無いものを無理して読んだり聞いたりしても、その効果はきっと半減してしまうであろうからです。
今までTOEICの勉強をトコトンやり続けてこれたのは、それが本当に心から楽しめるものだったからであり、その過程において新たな欲求が生まれ、それを今、心の底から欲しいと思っています。
年末年始、毎日どれだけ自分が勉強できるのかを知るために最大6冊の教材・題材に、同時にチャレンジしてみたのですが、さすがにオーバーワーク、消化不良となってしまいました。
そこで取捨選択し、読解1冊、文法1冊、語彙1冊、時事英語1冊、そして洋書を含めた多読用題材・読み物1冊の5つの教材を同時にこなすのが今の自分にはちょうど良い、という結論となりました。
時事英語(CNNニュースダイジェスト)は、取り組み方を試行錯誤しつつ、次号が出るまでの3ヶ月の間に10周まわします。
TOEICを受ける以上、そして990点を獲るまでは、もちろんTOEIC用の教材も使用します。
同時に行う5冊のうちの1冊、もしくは2冊、自分がベストと思える教材を徹底的にやり込みます。
1冊の教材を何回も何回も繰り返して使います、できれば10周まわすつもりです。
CNNを何周も聴き、シャドウイングし、サイトラし、音読筆写しているうちに、今までの自分では使えなかったような言い回し、語彙が身につきつつあるのを感じます。
例えば” octogenarian”という80代を表すこの単語。
今まであまり目にしなかった単語、あまり読み書きすることのなかったような表現が身につきつつあることを感じます。
とてもゆっくりではありますが、昨日の自分には無かった知識、それらが確実に身についているという喜びを体感するということ。
仕事がどんなに忙しくても、たとえ飲み会があった日でも、万が一体調があまり良くない日でも、必ず何かしらやるようにする。
どんなに小さなことでも良いので、必ず継続だけはする。
歩みを止めさえしなければ、それは必ず揺ぎ無い自信へとつながっていくでしょう。
そして日本語で出来ること以上のことを、英語で行うことはできないのだから、日本語を使いこなす訓練も大切ですね。
英語も日本語も進化させていけるように、同時にこの二つの言語を上達させていくことも大切であるということも、常に念頭におかなければなりません。
「THINK IN ENGLISH」を1週間かけて丁寧に読み終えた今、2010年はこのような心構えで日々の英語学習に臨んで行こうと、固く決意しました。
2009年、ここに来て下さった、全ての学習仲間のみなさんのおかげで、僕は1年間365日、1日も休むことなく英語学習を継続することが出来ました。
どんなに短い時間でも、たとえ1時間だけでも、たった数十分だけだったとしても、1日も欠かすことなく学習を継続することができました。
ここにコメントしてくださる学習仲間の言葉、そしてそれぞれが紆余曲折ありながらも努力されている様子をブログの記事やメールでうかがうことができたからこそ、僕は決して投げやりな気持ちになることなくここまでがんばってくることができました。
みなさん本当にありがとうございます、心から感謝しています。
2010年、TOEICで990点を獲るという悲願達成はもちろんのこと、1年でどこまでいけるかは分かりませんが、
「英語を日本語と同じレベルまで操れるようになりたい」
という憧れと野心をもって、日々の学習に取り組んでいこうと思っています。
無理は百も承知ですが、やはり夢は大きく持っていたいものです。
全ての学習仲間のみなさんの2010年が、今までの人生において最高に素晴らしいものになりますように。
今の自分がこうしてここに存在できるのは、この記事を読んでくださる方々のおかげです。
いつも本当にありがとうございます、2010年もどうぞよろしくお願いいたします。
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「明日の英検、そしてTBR頑張ってください!」
「うん、でも正直、ちょっと体調が良くないんだよね・・・HUMMERさん、僕の代わりに明日のTBR出る?」
「いえいえ、滅相もありません!明日は仕事ですし、何よりたくさんのリスナーの方たちがmasamasaさんの久しぶりのご出演を楽しみにしていますから!」
「ははは、まあ、がんばるよ」
日曜日、僕は仕事でしたので、TBRを生放送では聴くことが出来ませんでした。
翌日、月曜日の夜に神崎先生のブログからダウンロードし、2日間に分けて放送を聴きました。
TOEIC その可能性の中心
Sunday, 14th, 2:00pm – 5:00pm
Topic: TOEIC
Special guests:
Hiro Maeda (TOEIC対策 疑問ひたすら100連発)
Hiro Ohashi (ヨコハマ英会話)
Sayaka Kanai (sayaka’s English-Box)
masamasa (TOEIC征服日記)
Taiki Tajima (yes英会話講師)
今回のTBRには神崎先生や、masamasaさん以外にも、今までお世話になってきた先生方が出演されていました。
日頃お世話になっているヒロ前田先生と900点突破直前に色々とアドバイスをいただいた、金井さやか先生。
僕は神崎先生よりも先に、前田先生やさやか先生とお会いする機会がありました。
2007年、一昨年の秋のことです。
ラジオを聴いての感想は・・・色々とありますが、1つ言えること。
それは自分のやりたいこと、やるべきことがあるということ。
そしてそれを達成するためには、絶対に周りに流されずに自分のルールを固く守り続けること。
それが必要であり、大切であるということ。
今やりたいことは、
・TOEICで990点を獲ること
・ライティングのスキルを上げ、ネイティブとのやり取りをもっともっとスムーズにすること
・TOEIC S/Wテストでそれぞれ200点満点を獲ること
この3つです。
(洋書に関して)
洋書は「Les Miserables」を最初の1冊にして大正解でした。
ペンギンリーダーズは、平易な英語で書かれている、少しずつ英語で読む楽しみを実感できるよう構成されたリーダーシリーズ です。
Easystartsからレベル6までの7段階のレベル分けとなっており、楽しめる範囲の語彙レベルで書かれた古典、映画、 ミステリーなどの豊富なジャンルを網羅しています。
さやか先生も、「耳読書」の推薦書として、この「Les Miserables」を取り上げていらっしゃいました。
英語多読研究会(SSS)のお勧めの読み方として、多読3原則というものがあります。
1.辞書は引かない(引かなくてもわかる本を読む)
2.分からないところは飛ばして前へ進む (わかっているところをつなげて読む)
3.つまらなくなったら止める (1、2の原則で楽しく読めない本は読まない)
この3原則に沿って読み始めたのですが、非常に気楽ですし、何より楽しんで読み進めていくことができています。
ペンギンリーダーズの平易な英語に助けられていることもあり、98%位の理解度かな、と感じています。
たまに知らない単語が出てきますが、前後の文脈で内容を掴むことができています。
しかし小学生の頃に読んだ、この「ああ無情」。
こんなに血も涙もない、タイトル通りの悲惨な話だったとは・・・おそらく当時読んだ日本語訳の本は、子供向けにややソフトな表現を使って翻訳されていたのではと思いました。
語数は30,000語程度なので、あっという間に読み終わってしまいそうです。
そこで、ネイティブに、“ネイティブの中高生レベルの英語力で理解できるお勧めの本”を尋ね、何人かが勧めて下さった本を、先日アマゾンに3冊注文しました。
届くのが、今月のTOEICが終わる頃になりそうなのでちょうど良かったです。
(ライティングに関して)
毎日必ず英英辞典(ロングマン)で5~10個程度の単語を調べ、それを暗誦し筆写するという作業をずっと続けています。
昨年末にカプランの石渡誠先生のセミナーを受講してから、ずっと毎日休むことなく続けているので、そろそろ1,000個くらいこなせたかな、というところです。
たとえば「今日はwayとstreetとroadの定義を英語できちんと説明できるようにしよう」といった感じで、毎日適当に色々な単語の定義を調べて覚えるようにしています。
no more thanやno less than、そしてnot more thanのような、大学受験で問われそうなもので、なおかつ自分の弱点になっていそうなものなどを、まとめて英英辞典で調べて覚えるようにもしています。
急速な進歩を感じるほどではありませんが、英文を書く際に、確実に以前よりも短時間で多くの量をスムーズに書き出せるようになってきました。
(スピーキングに関して)
昨年12月に受検したTOEIC S/Wの結果が
スピーキング:140/200
ライティング:170/200
以上でした。
正直、自分としては上出来でした。
当時の自分のレベルでは、スピーキングで7割も取れたので十分、と考えていました。
実際に自分の周りには、英語を話す人間は全くいませんし、普段ネイティブと直接会う機会もありません、だから別にいいかな、とずっと思っていました。
しかし、今は、英語を話したい理由がいくつかできました。
TOEICでは、学習開始から900点突破まで、約1年半かかりました。
スピーキングが自分の納得のいく域に達するには、いったいどれくらいかかるか分かりません。
それでも、なるべく短期間である程度自分がOKとするレベルになりたいです。
人間、恥ずかしい思いはしたくないものです。
わざわざ恥をかく必要はありません。
それでも恐れずに飛び込んでいくことができる人を僕は尊敬します。
自分はまだまだ弱いので、誰にも負けないくらい鍛えなければなりません。
今のスコアが何点だろうと、人それぞれ色々と悩み・考えることがあります。
TOEICで900点突破を目指して、ただスコアを伸ばすことだけを考えていた頃は、スコアが伸びないことだけが自分の悩みでした。
学習仲間のみなさんがTOEICの学習記録をつけているのを拝見すると、なんだか以前の僕を思い出します。
いくら勉強しても、全然スコアが上がらない時期。
勉強時間は、今の2~3倍は確保して取り組んでいました。
それでも全然スコアが上がらず、むしろ下がってしまった時期がありました。
そんなときに、温かい・励ましのコメントやメッセージを下さった方々。
学習仲間がいたからこそ、今の僕がいます。
今がんばっている学習仲間の力になること。
それが、当時の僕がみなさんにしていただいたことに対しての恩返しだと思っています。
楽しんでTOEIC学習を進め、ブログに記録をつけている人。
壁にぶつかり、悩み、落ち込んでいる人。
そういう記事を拝見すると、ついついコメントをさせていただきたくなります。
一学習者として、学習仲間のみなさんに対して恥ずかしくないように、顔向けできるように、これからもTOEIC学習・英語学習を継続していきたいです。
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先日、イギリスの大学院で学んでいらっしゃる方からメールをいただきました。このブログを読んでくださっている方で、以前もコメントをいただいたことがあります。遥か遠く、憧れの国で、たった1人でとてもがんばっていらっしゃる方です。“がんばっている人”にこんなふうに思われているなんて、もう、何といいますか、もっともっと自分のレベルを上げなくては失礼だな、もっともっと本気で学習しなければ失礼だな、と思いました。そして同時に、少しでも自分の存在が役に立てているのであれば、こんなに嬉しく、幸せなことは無い。人が喜んでくださる、共感してくださる姿を見る・知ることに、生きる意味といいますか、何か報われるものを感じる気がします。今回このメールのことを記事にしようと思ったのは、この方の一言に、気づきをいただき、もの凄く共感したからに他なりません。しかも、あの杉村太郎氏のプレゼンスに通っていらっしゃったとのこと。共感できるのも当然です、心の師が同じ人なわけですからね。
「私は何かが目的で英語を始めたのではなく、英語を始めてみたら目的が少しずつ増えてきたのを感じています。英語が私の周囲の人との出会いや仕事や環境を少しずつ変えてくれて、気がついたら今イギリスで勉強させてもらっている…。英語に本当に感謝しています。」
この部分、僕の思いに完全に合致しています。特に目的も無く、軽い気持ちで取り組み始めたTOEIC学習ですが、僕も目的がドンドン増えてきました。素晴らしい人たちとの出会いの回数も増え続ける一方です。僕も英語に、TOEICに本当に感謝しています。
(以下はいただいたメールからの抜粋です)
私は今イングランドの大学院で翻訳学を学んでいます。
今日は初雪が降りました。こちらも劇寒(笑)です。
HUMMERさんのサイトに書き込んだ日は初めての英語のプレゼンを控えていて(授業での短いものですが…)眠れない夜が続いていました。
無事昨日終わりました。
コースメイトがwelldoneと頭をなでてくれました(笑)
私はクラスの中でも英語レベルが低いので、いつも苦労しています。
この後も長いエッセイが数本控えています。
HUMMERさんのサイトは、昨年9月からずっと拝見しています。
私も当時TOEICの壁が破れずずっと苦しんでいました。
コツコツと努力されるブログにいつも励まされ尊敬していました。
なので、970点を取られた時は、結果を開いて自分のことのように背中がゾクッとしたのを覚えています。
英語の壁を越えた瞬間を目の当たりにして感激しました。
私自身、4年前からやりなおし英語を始めたのですが、
TOEICがなければここまで続かなかったと思います。
そのくらい英語というのは自分の進歩を実感することが難しいものですよね。
TOEICが上がるたびに「大丈夫、少し前に進んでる。」と自分に言い聞かせてきました。
そして最初の2年間は、本当にほとんどTOEICのために英語を学習していました。
外国人の友人がいるわけでも仕事で使うわけでもありません。
800点をとって間も無い頃、友人に誘われて英会話喫茶に行ってみたら、一時間で一言も話せずに帰ったのを覚えています。
その後使える英語を少しずつ身につけたいという思いで英文事務の仕事を始めました。
今でも使える英語とはまだまだ呼べませんが、
スポーツと同じで使っていると慣れてきた部分もあり、
今英会話喫茶に行けばあの頃よりは少しは話せると思います(笑)
HUMMERさんも同じようなことを考えられているかもしれませんが、
私は何かが目的で英語を始めたのではなく、
英語を始めてみたら目的が少しずつ増えてきたのを感じています。
英語が私の周囲の人との出会いや仕事や環境を少しずつ変えてくれて、
気がついたら今イギリスで勉強させてもらっている…。英語に本当に感謝しています。
昨年の夏は、杉村太郎さんが主催しているプレゼンスの英会話コースにも参加しました。
その時も担当のコーチが同じようなことを言われていました。
英語を身につけてから世界が変わったと。
クラスの人達も英語で世界を変えようとしている方たちがたくさん来られていて随分影響を受けました。
(今留学しているのも、プレゼンスの影響があったと思います。)
今、本当に思うのですが、英語環境にいたから自然に話せるわけではなく、やはり自分の中にストックがある言葉しか話せません。
だからついつい同じ言い方ばかりをしてしまいます。
外国にいる今だからこそ英語力をつける勉強のためにきちんと時間を取らないといけない…と日々実感しています。
もちろん気持ちで伝わる部分は大きいのですが、会話が表面的なことで終わってしまうのでいつも悲しく思うのです。
HUMMERさん、私もがんばります。
ここでの勉強を乗りきれるように、
きちんと使える英語を身につけるように、
そして帰ったらTOEIC900点、990点を目指せるように。
(いただいたメールからの抜粋ここまで)
日曜日に、TOEIC Speaking and Writing Testsを受験してきました。“英語を話すこと、英語で書くこと”は僕にとってはメチャメチャchallengingな領域です。今まで躊躇し続けたこの領域に、こうして踏み出すことが出来たのも、周囲の学習仲間や先生方のおかげです。ちなみに、今回受けた試験の結果は非常に厳しいものになりそうです。先月の11月11日に受験をすることを決め、学習期間は約1ヶ月でした。使用した参考書は「TOEICスピーキングテスト/ライティングテスト公式ガイド」1冊のみです。正直1ヶ月ではどうにもなりませんでした。非常に悔しいのでもう一度挑戦します、でも、試験自体は本当に面白かったです。Speaking and Writing Testsで満点を獲りたくなりました。来年もう一度、絶対に受験します。2009年の目標、2つ目の目標が出来ました。
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