![]() | 新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編 (2010/09/17) 花田徹也 商品詳細を見る |
「良い教師について正しく学ぶ。
それが最速にして最善の方法だと世の中の大半の連中は思ってる。
だがな、一つだけ、一人で学ぶ独習に敵わない部分がある。
それはな、密度だ。
勉強に打ち込む時間の濃さだ。
孤独ゆえに濃く、そして濃いが故に強い。
だから俺は、俺が最も嫌いな言葉を一度だけお前に言う。
"頑張れ、頑張れば必ず望みは叶う"」
(ドラゴン桜:ドラマ版 第10話より)
僕が以前、自分が進むべき道は果たしてどちらなのかを選択しかねていたとき、真っ先に相談に乗ってくださったのが花田徹也先生でした。
花田塾の運営でお忙しい日々をおくっていらっしゃるにもかかわらず、僕が思い悩んでいる状況を察してくださった花田先生。
お会いできたその日は下北沢駅前の小さな喫茶店にて数時間にわたり、僕の話をじっくりと聞いてくださったのです。
ご自身の様々な経験を踏まえた上での的確かつ有意義なアドバイスを、丁寧に言葉を選びつつお話してくださる花田先生。
以前TBRに出させていただいた頃には、何度かお会いしたことがあったのですが、二人でじっくりとお話をする機会をいただけたのはそのときが初めてでした。
当時の僕は、かなり本気でTOEIC講師になるつもりでいました。
しかれども、常に900点台後半のスコアを獲れる力はあるものの、最高でも985点・・・990点を持っていることが当然である先生方とばかりお会いしてきたこともあり、そのたった5点を獲れずにいる自分の能力に自信を持てずにいたあの頃。
だから迷いました。
TOEICや英語に関わる仕事に就きたい・・・でも自分のレベルでは絶対的に足りない・・・。
花田先生はそんな自分の状況を的確に把握されたようで、しばらくの間花田塾の仕事を手伝いつつ、もう少し考える時間を持つように勧めて下さいました。
結果、TOEIC講師となるべく道を選ぶことにはなりませんでしたが、今こうしてTOEICや英語に関わる仕事に就くことができたことは、自身にとって最良の選択だったと確信しています。
人生の過渡期に、僕に大きな影響を与えてくださった花田先生。
先生は授業では常に受講者の方たちと、心の底からの対話を心がけていらっしゃるように感じます。
だからこそ、その支持の大きさは圧倒的です。
そして受け手の期待をはるかに上回るものを、常に進化した状態で継続的に提供し続けようという姿勢に僕たち学習者は魅了され続けています。
そんな花田先生が、先日新刊を出されました。
僕は本には書き手の全てが詰まっていると信じています。
著者は、今、自身の持てる全ての力を、たった1冊の本に注ぎ込んでいると信じています。
大西泰斗先生も先日の講演会でおっしゃっていました、
「ドグマ(信念)の無い本には意味がない」
と。
花田先生の本にはそれがあります。
よく“魂をこめる”とう言い方をしますが、魂、確実にこもっています、本からオーラすら感じます。
本から自尊心が滲み出ています。
先日お会いしたとき、
「本を書き終えた後、しばらくは何もできなかった、しようとする気力を保とうとするのに時間がかかって仕方がなかった」
と花田先生はおっしゃっていました。
昨年出版された『文法特急』では、先生のご好意もあり第2刷の編集協力をさせていただきました、今回は学習仲間として付き合いの長いTommyさんが4ページにわたってコラムを書かれています。
本の読者、花田塾の受講生、そして今まで関わってきた僕たち学習者の全てを大切に考えてくださるその懐の深さ。
ずっと花田先生を信頼してついてきている多くの受講者の方々が、授業やセミナーなどで先生のお手伝いをされていらっしゃる場面を何度も目にしたことがあります。
凄く理想的な姿だと思います、信頼される人の周りには自然と素晴らしいたくさんの人たちが集まってきます。
ご自身があれだけの高みにいらっしゃるにも関わらず、常に進化し続けることにこだわるその姿勢、大西泰斗先生やヒロ前田先生、そしてMorite2先生のセミナーなどにも積極的に参加し、何かを学ぼう、学び取って帰ろうという謙虚かつ前向きなその姿勢に大いに感銘を受け、僕も今まで以上によりいっそう花田先生から多くのことを学びたいという気持ちにさせられます。
今回出版された『文法特急2』ですが、あえて中身についてはここでは多くのことに触れる必要は無いと思っています。
簡単にいくつかポイントだけ書かせていただきますと、PART6対策があらたにリニューアルされて掲載されたことや、1ページに2問付けのコーナーが新設されたため、チャレンジできる問題数がかなり増えたことなどが挙げられます。
その洗練された解説の輝きは変わらないまま、TOEICに出題される範囲の文法事項の網羅性・最新のTOEICの傾向を反映し、速読アプローチと精読アプローチを使い分けて問題に対峙する方法論など、読んでいて心から安心できる・信頼できるTOEIC特化型文法問題集だとしみじみと感じています。
花田塾・・・花田先生がお一人で教えていらっしゃる、新宿にある塾です。
可能であるならば、是非レギュラーの授業を、それが難しいのであれば、直前対策だけでも参加されることを、自信を持ってお勧めします。
しかしながら遠くにお住まいの方の場合、そう簡単には参加することができません。
そんな学習者の方たちに贈りたいのが冒頭のドラゴン桜・桜木先生の言葉です。
たとえ本人に会うことができなくても、著者が精魂こめて書き上げた本があります。
僕もTOEIC学習を始めたころは孤独でした。
休みの日には近くの市立図書館に朝の開館時に入室し、閉館時間まで十数時間勉強していた頃がありました。
一日中誰とも口を聞く機会を持たずにひたすら勉強し続けている日々がありました、ほんの3~4年くらい前の頃のことです。
孤独ゆえに濃く、そして濃いが故に強い。
この言葉は間違いなく真実です。
真実だということを僕自身がすでに何度か体感しています。
ですがたった一つ、真実ではない部分があります。
ドグマのある本を手にし、本と対話をしつつ勉強をすること。
そして、今こうしてこの記事を読んでくださっているということ。
そうです、すでに僕たちは孤独ではありません。
確実に僕たちはつながっているのです。
「もしつまずいてしまっても、大丈夫。
急な坂も、何度も駆け上がる練習をすれば、徐々になれてきますよ。」
(文法特急2:P160より)
立ち止まっても良いのです、そこからまた歩いてゆけば良いのです。
ここにきてくださったみなさんが、
良き先生たちに出会い、
良き本に出会えますように。
お互いがんばっていきましょう。
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これは先日観に行ったジェイデン・スミス(ウィル・スミスの息子)とジャッキー・チェン主演の『ベスト・キッド』の中に出てくるMr.ハン(ジャッキー)の言葉です。
自らの過ちを悔いる、カンフーの師匠・Mr.ハンが、転校先でイジメを受ける弟子のドレ(ジェイデン)との修行の日々。
ひたむきで素朴なドレの姿勢と言葉によってMr.ハンが明るさ・希望を取り戻していくシーンが非常に印象的な素晴らしい映画でした。
生きている限り、一人ぼっちにならない限り、絶対に這い上がる術はある・・・。
「絶望から這い上がれるかどうかは自分次第である」
生きていくための強さを持つ大切さ・信念を貫くことの大切さを教えてくれる素晴らしい作品でした、特に男性にはお勧めの映画です、かなりアツかったです。
そして冒頭で述べた、
「Your Focus Needs More Focus」。
Mr.ハンが
「お前の集中力には、本当の意味での集中力が足りない」
と言い聞かせるシーンのセリフです。
「Focus」が足りない・・・例えば僕がルーティンにしている毎日数百問行う単語テストで2~3問間違えることが多々あります。
頭では分かっているつもりでも、集中力が欠如しているせいで落としてしまうのです。
今日は寝起きの単語テスト前に“Focus”と自分に言い聞かせてから取り組んでみたところ、パーフェクトな結果を出すことができました。
目の前で手のひらを顔に向けた状態でVサインを作り、指の間を見つめながら”Focus”と言ってみると良い感じです。
他にもドレが上着を脱いで床に置き、それを掛け、また着るという動作だけを、延々と数日間にわたって1,000回以上やらされるシーンがありました。
「これだ」
と思いました。
この動作を1,000回以上にわたってやり続けたことにより、頭で考えなくてもドレの体には基本的な攻撃と防御の型が身についたのです。
何回も何回も音読する、何回も何回も同じ問題を解く・・・とことん繰り返し、それが身にしみこむくらいになるまでやり続けること・・・英語学習に共通する大切な部分をそのシーンに見出しました。
ここ数か月、仮に記事にした場合、それこそいくらでも果てしなく書くことのできるような充実した濃すぎる日々を送っています・・・時間がいくらあっても足りないくらいです。
先日お目にかかることのできた、斉藤一人さんはこんな話をしてくださいました。
「ここまで人生をおくってきた結果、一つの答えが出ました。それは、人生は楽しいものではない、という結論です。
人生が楽しいのではなく、自分で人生を楽しいものにするのです。」
なるほど・・・確かにそうなのです。
楽しいことは待っていても向こうからは決してやって来ることはありません。
たとえば映画のチケットを買ったのは自分です、そして映画館に自ら足を運ばなくては映画を楽しむことはできないのです。
TOEIC関連のセミナーや、大西泰斗先生の講演会も、自ら動いて予約して申し込みをし、会場に自ら足を運ぶからこそあり得ないくらい充実した時間を先生たちや学習仲間たちと共有することができるのです。
他にも一人さんは、
「義理を忘れてはいけない。」
というお話をされました。
「お金がないときに、おまけをしてくれた町のコロッケ屋さんがあったならば、たとえ自分が後で裕福になったとしてもその恩を決して忘れることなく、お世話になったコロッケ屋さんに恩を返そうよ。」
「お世話になっている人がたまたまサッポロビールの社員であったならば、ビールを飲むときはサッポロビールを飲まなきゃおかしいよね。」
というようなお話です。
「恩を忘れるなよ、義理を欠いてはいけないよ。」
というお話でした。
確かにそうなのです。
僕が今こうして毎日超・充実した日々をおくることができているのは、全ては自分に対して色々としてくださる周りの人たちのおかげなのです。
ここに来てくださる学習仲間のみなさんのおかげなのです。
たとえば8月から今日まで、どんなことがあっただろうか、と整理してみると、人数が多いイベントはもちろんのこと、個人的にお会いすることができた何人かの学習仲間のみなさんとの時間・・・全てがかけがえのないものでした。
全てに多いなる意義がありました、努力し、前向きに生きていこうとし続ける人たちとの時間・・・最高に贅沢なひとときを下さったことに心から感謝しています。
大勢の人たちが集まったTOEIC学習に関するものだけを抜粋しますと、
BEYOND990 “Live Gym”や、チーム三羽 名古屋オフ会の二つが大きなイベントとなりました。
これらの詳細については、記事にするだけでそれぞれ一か月分くらいの記事となってしまうことでしょう。
内容に関しては、詳細を記事にしてくださっている学習仲間の記事を引用させていただこうと思います。
BEYOND990 “Live Gym"
岡村ゲゲゲさん:岡村ゲゲゲのブログ
Ikuさん:POUCO A POUCO
masamasaさん:TOEC征服日記
porpor35さん:TOEIC990点への道 -日本から出ずに満点-
Rogerさん:英語トレーニング記
Tommyさん:TOEIC A GO! GO! 目指せTOEIC990点の道!
チーム三羽 名古屋オフ会
三羽四郎二郎さん:そろそろやってみるか
ペンギン太郎さん:アラフォー主婦英語の達人を目指す Into the World -世界へ-
まりこ。さん:まりこ。English Life
Azuriteさん:Connecting the Dots
Ikuさん:POUCO A POUCO
Woodさん:うそかまことか?!
自分のやるべきことに絶えず”Focus”し、少しでも多くのことを還元できるように生きていこうと思います。
来週のTOEIC受験予定のみなさん、残り1週間、全ての日を、1日1日を大切にする気持ちをもち、その結果納得のいく1日を過ごすことができさえすれば十分なのです。
その積み重ねが、とてつもなく大きな結果へと確実につながります。
がんばっていきましょう!
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